出版企画書 | 2006/03/16 | 出版趣意書 | 2006/06/14 | 目次案 | 2007/10/18 | ||
執筆要綱 | 執筆サンプル(WORD) | ||||||
プロジェクト会議第1回 | 2006/03/23 | プロジェクト第6回 | 2006/06/08 | ||||
プロジェクト会議第2回 | 2006/04/06 | プロジェクト第7回 | 2006/06/16 | ||||
プロジェクト会議第3回 | 2006/04/27 | プロジェクト第8回 | 2007/10/18 | ||||
プロジェクト会議第4回 | 2006/05/11 | プロジェクト第9回 | |||||
プロジェクト会議第5回 | 2006/06/01 | プロジェクト第10回 |
第8回議事録 平成19年10月18日 作成:佐々比呂之 第8回議事録(WORD)
RM出版プロジェクト議事録 日時:2007/10/18(木)18:30-20:00 場所:浜松町 海員会館(10月例会にて) 参加者:瀧澤、高原、青木、塩見、片山、佐々 アジェンダ:出版プロジェクトの今後の進め方 議事内容: 1.今後の進め方(9月の例会時内容を含む) (1)出版プロジェクトの経緯 2006/3/16 リスクマネジメント研究会の例会において、「中小企業オーナーに リスクマネジメントを手法を活用してもらう本」を研究会の有志により執筆す る計画を了承いただき、それに伴い出版プロジェクトチームを発足する。 2006/3/23~2006/6/16に例会とは別に7回のプロジェクトチームによる協議と作 業を行い、出版趣意書と目次案を作成する。 出版会社を決定してから、執筆要綱と担当部分を決定する予定だった。 瀧澤先生が出版会社候補を決めるが、サンプル文書の作成に手間取り時間が経 過してしまった。 (2)例会テーマとの連動 例会のテーマである「フューチャーリスク」も長くなってきたので、そろそろ 新しいテーマを検討したい。 中途半端な形となっている出版プロジェクトのテーマ自体を例会のテーマにし てはどうか? そもそも最近出席者が減っている中で、200ページもの書籍を短期間にレベル を揃えて書くことはできるだろうか?出版社が決定すれば、出版スケジュール も明確化し、かなり追われる状態になることが見込まれる。 それより、書き振りが揃わなくとも、まずこれまでに作成した目次案に沿っ て着手することが肝心だ。今回の出版物のコアとなるべき第2部を優先して着 手する。 2.目次案の変更点 目次及び執筆予定 (1)第2部の右側に元となるJISQ20001の該当項目を記載。 (2)第2部のタイトル脇にそれぞれの担当者名を記載。 3.執筆要綱 執筆サンプル(WORD) (1)記載フォーマットによる(A4横、2段組、35字28行700文字×2) (2)できるだけ絵や表を取り入れる。 (3)趣意書にあるように中小企業オーナーにもわかりやすく。 (4)です・ます体。 以上 |
第7回議事録 平成18年6月15日 作成:佐々比呂之 第7回議事録(WORD)
第7回RM出版プロジェクトチーム議事録 日時:2006/06/16(金)18:00〜20:30 場所:広尾 都立中央図書館 出席者:河毛、佐々、山根 アジェンダ :第1部第1章に倒産事例を加えるために、倒産事例の資料を入手する。 次回までの課題:各自持ち帰った倒産事例について、タイトルをつけること。 ************************************** 議事内容 前回の例会の際に瀧澤先生からご意見がありました「フューチャーリスク」について、
検討しました。第1部の主旨から、新たに第3章を増設し、タイトルを「誰も経験した と、方向性の変更もありうると考えました。つきましては、瀧澤先生にはすでに行動 していただいておりますが、他の方も出版会社へのつてがある方は是非ともご紹介い
ただきますようよろしくお願いいたします。 |
○目次案1 平成18年6月15日 作成:佐々比呂之 目次及び執筆予定(EXEL:2007/10/18)
リスクマネジメント出版プロジェクト 目次案 2006/6/15 はじめに この本におけるリスクマネジメントの取り上げ方について 第1部 身の回りのリスクを知る 第1章 社内に潜むリスクの数々 ・社長急死!その後のことをどーするの? ・信じていた社員に裏切られた・・・ ・担当者一人が長期に休んだだけで・・・ ・気がつけば技術者はみな定年!これからどうするの? ・ほんの少しの表示ミスで全品回収! ・知らないうちに不当表示(JAS法等違反) ・自社商品が人殺しになってしまったとき ・間に合わない!納期のその先は・・・ ・動かなきゃただのハコ!システムダウンの悲劇 ・経済論理に安全は後回し ・バレなきゃいいって言う問題じゃない ・赤信号みんなでわたれば怖くない?気がついたら僕一人! ・知らなかったでは、すまない問題もある ・社員の発明、権利はどっち? ・つけさせない残業は、立派な法律違反! ・社会的信用が傷つくことの厳しさ ・何でも「下請けのせい」ではすまされない!発注者の責任 ・下請工場の火災は取引先のラインも止める ・資産だと思っていたのはゴミの山 第2章 社外から忍び寄るリスクの数々 ・大地震になったら、どうせみんなだめだから・・・ ・かつてここまで水が来たことはなかったのに・・・ ・すべての鶏を処分しなければ・・・ ・トラックに事故はつきものと思っていた・・・ ・もらい火なのに、賠償してくれないってどういこと? ・コンピュータ守るのが本業のはずが・・・ ・商品が人質になったら・・・ ・そんなつもりではなかったのに・・・ ・やられた!取引先倒産のとばっちり ・利益は出ているのに、資金ショートの不思議 第3章 誰も経験したことがないリスクの数々 ・少子高齢化でマーケットが変わる 第2部 リスクとの向き合い方を学ぶ 第1章 会社をリスクから守る姿勢を示せ! ・社長が決めるリスク管理の方針と行動指針 ・より具体的にブレイクダウンする 第2章 どこにリスクがあるのか? ・リスクを漏れなく明らかにする ・自社の業務の流れを書き出そう ・リスクの測り方 第3章 リスクを評価する ・限られた資源だから、優先順位をつけよう! 第4章 リスク管理の目標 ・実現可能な具体的な目標を作ろう 第5章 で、どうするの? ・もしものことが起きる前にやるべきこと ・リスクを避けてしまおう ・誰かにリスクを移してしまえ ・リスク自体をとことん小さくしよう ・覚悟を決めてリスクを抱える ・もしものことが起こってから慌てないために ・事件・事故直後に何をするべきか ・元に戻すのだってたいへん! 第6章 リスク管理計画を作る ・誰が、いつ、何をするのか? ・会社の何を使うのか? ・責任の範囲と所在 第7章 リスク管理計画を実行する ・計画の実施にあたり ・事故・事件の発生直後にどうする? ・元に戻すのだってたいへん! 第8章 やりっぱなしはいけません ・リスク管理計画をちゃんとやっているかチェックしよう ・リスク管理計画の体系自体が機能しているか? 第9章 リスク管理計画の仕組み自体も定期的に見直そう ・継続は力なり 第10章 リスク管理の体系を維持するための要素 ・なんてったって人が一番! ・試しにやってみること ・伝えることの大切さ ・文書にして、きちんと管理する ・押さえるべきチェックポイント ・記録を取っておく 第11章 やっぱり、最後は社長でしょ! 第3部 事例に学ぶリスク対応策 第1章 もしものことが起きる前に打つべき対策 【回避】 ・見通しなしと見たら、ためらわずに退く。先延ばしは損を増やすだけ。 ・コストとの相談。下請けを使いこなす力をつける! ・デジタルからアナログへ!ITの限界を知る。 ・下手になれないことに手を出さない。できるところから少しずつ! ・そんなに儲かるなら、お前がやれ! ・ベテランが築いてきたノウハウの蓄積。ベテランはいらない! ・自社の固有技術の向上と元受との関係の緊密化 【移転】 ・本当に必要な保険の入り方 ・無理しないで、外部委託 ・取引先とのリスク負担の明確化 ・価格競争、シェア喪失のリスクを競合先へ移転 ・優良な派遣会社などの確保 【低減】 人・経営者の暴走、不正、犯罪を防ぐ ・社長自らがフェアな精神を ・従業員を犯罪者にさせない!会社全体の信用失墜 ・日常の管理者の基本動作が重要 物・地震直撃で潰れないために ・不良在庫の極小化 ・特許取得状況、財産権侵害への対処 金・売上債権をきっちり回収する方法 ・債務の支払いは早く ・必要なときに必要な金額を妥当な費用で調達! ・銀行にソデにされない方法 ・設備投資、株式投資が期待通りの成果を挙げているか? 情報・Windows XPでここまでできるセキュリティ対策 ・購買、生産、販売、流通、間接部門におけるIT化の進捗状況と今後の計画 ・バックアップのホップ・ステップ・ジャンプ 環境・思いがけないときに、思いがけない損失を出さないために 総合・「見える化」の導入 ・基本の5Sも忘れないでね 【保有】 ・保険料を安くする方法 ・知ってると知らなかったでは大違い ・偶発的損失に備えた引当金の計上 ・いつめで、今の製品が売れるのか? 第2章 事件・事故が起こってしまった後にすべき対策 ・〜中小企業庁「中小企業BCP策定運用指針」の活用 ・緊急時対策 ・復旧対策 おわりに 参考文献等の紹介 実際にリスクマネジメントを策定する際のお手伝いをいたします。 |
○出版趣意書 平成18年6月14日 作成:佐々比呂之 趣意書(WORD)
中小企業オーナーに「自社のリスクをなんとかしなけりゃな」と思わせる本 ―中小企業診断士によるやさしいリスクマネジメント― 目的 毎日の仕事に汲々としている中小企業オーナーにとって、「リスクマネジメント」 というと大企業向けに取られ、顧みられることが少なかった。 しかし、あらためて自社のリスクを見直し、限られた経営資源の中でそのリスクを なんとかすることで、企業体質を改善し、より安定的な成長を目指せるようになる ことを認識してもらうことを目的とする。 1. 自社の周りに潜むリスクは意外に多いことを意識させる。 2. リスクの発見から、その対応策の選択方法などの「やり方」を説明する。 3. 中小企業向けの具体的なリスク対応策を例示し、自社の対策のヒントにしても らう。 従来のリスクマネジメントを取り上げた書籍は、学者や大手監査法人による専門書 が中心であり、やさしく書かれたリスクマネジメントの入門書は売れていない。 書店のリスクマネジメント棚に来る人は、目的意識がある大企業のサラリーマンが 多く、入門書のニーズは低いと思われる。 また、本来、リスクマネジメントの入門書にニーズがあると思われる中小企業オー ナーは、リスクマネジメント棚まで来ない。 そこで、あえてタイトルから「リスクマネジメント」を取り払い、中小企業オーナ ーが手にしやすい経営棚に並べられるリスクマネジメント啓蒙本を作成しようとい う考えに至った。 中小企業診断士協会のリスクマネジメント研究会による、研究成果の集大成として、 リスクマネジメントを豊富な事例をもとに、より身近な問題として感じてもらいつ つ、「JIS Q 2001:リスクマネジメントシステム構築のための指針」をベースとし たリスクマネジメントのハウツーを優しい言葉でわかりやすく伝える。その結果、 読者がリスクマネジメントの必要性に気づき、その対策へ行動を移すことをサポー トしたいと考えている。 計画 700字×200ページ、1,500円、初版2,000部、07年1月出版予定 現状 構成を検討し、目次を別紙の通り作成済み。 執筆は、リスクマネジメント研究会会員(20名)による分担。 7月例会において、執筆分担を決定する予定。 要望 書店の「リスクマネジメント」の棚だけではなく、「社長業」や「経営」の棚に並 べられるような本として出版していただきたい。 【添付】 ・リスクマネジメント研究会の概要 ・目次案 |
第6回議事録 平成18年6月8日 作成:佐々比呂之 第6回議事録(WORD)
第6回RM出版プロジェクトチーム議事録
日時:2006/6/8 18:00〜20:30 |
第5回議事録 平成18年6月1日 作成:佐々比呂之 第5回議事録(WORD)
第5回RM出版プロジェクトチーム議事録 日時:2006/6/1 18:00〜20:30 場所:銀座 中小企業会館 B1会議室 参加者:笠原、北村、河毛、佐々、塩見、東條、岡、瀧澤 アジェンダ 「目次案」をたたき台とした目次検討 第1部 内外の分類定義 ・事例単位で考える。(項目では内外双方の可能性がある場合がある。) ・リスクの起因が社外もしくは社内により分類する。 ・複数要因がある場合は、主要因により判断する。 倒産事例の取り込み 第2部 用語の統一 ・リスク=リスク ・リスクマネジメント=リスク管理 ・リスクマネジメントプラン=リスク管理計画 ・リスクマネジメントシステム=リスク管理の仕組み? 第3部 イメージのすり合わせ ・リスクが特定された以降の具体的な対応策 ・中小企業向けに費用のかからない対応策 ・読者のリスク対策にヒントとなるようなものが望ましい。 次回の課題 第1部および第3部の目次を持ち寄る。 項目・事例・やさしいタイトル ******************************************************************** 議事内容 第1部 1.分類方法について リスク事例の分類方法として、外部要因・内部要因で本当によいか? 他に適当な分類方法はないか? ● 人・物・金・情報 ● 天災・事故(悪意なし)・不祥事( –意あり) ● 頻度とダメージ ● アクションがとりやすいか、とりにくいか ● 人災、人災以外 2.インパクトの与え方 本の導入部分となるので、読者に対してインパクトを与える必要がある。 地震の話より、もっと身近な話題の方がいいのではないか? インパクトがあるというならば、倒産事例はどうか? 倒産事例は、帝国データバンクや東京商工リサーチから、有料で詳細情報 を入手することができる。 3.分類についての結論 ここでの分類はあまり細かくする必要はない。 したがって、基本的に外部要因・内部要因でいくことにする。 ・ただし、並べ方を内部要因を先に持ってくる。 ・また、外部・内部の定義を明らかにする。 事例単位で、リスクの原因がどこから来たのかにより分類することとする。 複数の原因がある場合は、主となる要因によって決定する。 第2部 基本的にたたき台の構成は、JIS規格に基づいており、問題はないと思う。 今回の出版の経緯から、できるだけリスクという言葉を避けてタイトルを考えた。 しかし、リスクを使わないで説明することは困難である。 なにか他の言葉に置き換えたいが、いい案はないだろうか? ● リスク=リスク ● リスクマネジメント=リスク管理 ● リスクマネジメントプラン=リスク管理計画 ● リスクマネジメントシステム=リスク管理の仕組み?枠組み?体系? 「システム」に関しては、もう少し検討したい。 第3部 ここでは、リスクが明確化した後の対応策に絞る。 リスク対応策について、中小企業向けにお金がかからないものを具体的に挙げたい。 この事例を集めることは、非常に難しいのではないか? なにも全体のリスクマネジメントをした例にこだわる必要はない。 例えば、ISO9000を導入した企業は必ず品質面におけるリスクアセスメントをしてい るし、同 —にISMSやプライバシーマークを導入した企業もリスク対策を講じている。 狭いリスクで構わないので、その対策例を挙げればいい。 第1部との関連性による制約を強く意識する必要はないが、関連があるものは参照で きればよい。 以上 |
第4回議事録 平成18年5月11日 作成:佐々比呂之 第4回議事録(WORD)
第4回RM出版プロジェクトチーム議事録 日時:2006/5/11 18:00〜20:30 場所:銀座 中小企業会館 B1談話室 参加者:笠原、北村、佐々、塩見、山根、岡 アジェンダ:目次構成の検討 第1部 事例リスクの書き出し <外部リスク> 天災、地震、台風、雷、津波 重大な伝染病 交通事故 近隣からの類焼 サイバーテロ、ウイルス、不正アクセス 犯罪、商品への害物混入 取引先とのミスコミュニケーション 取引先の倒産 お金のリスク(外部) <内部リスク> 経営者の事故(後継者の準備) 経営者が知らない 従業員の不正 担当者の業務標準化ができていない。一人担当。 技能伝承 品質トラブル 異物混入、PL 納期遅れ システムダウン 法令違反 外為法違反(輸出禁止品) 知財法 労務管理(残業代未払い、セクハラ等) 個人情報漏洩 外注管理 火災 お金のリスク(内部) 第2部 ハウツー・理論 第1章 リスクマネジメント方針 第2章 リスクをすべて洗い出す <全社MAP、全社フロー> 第3章 リスクを評価する <リスク分析評価表> 第4章 対応すべきリスクを決定する 第5章 リスク対応策を決定する <リスク対応リスト、参考対応策一覧> 第6章 残留リスクを経営者が承認する 第7章 リスクマネジメントシステム(Do−Check−Act) <対応策の実行、社内監査、改善> 第3部 中小企業向け対応策の具体例 ・汎用的な対応策ではなく、中小企業に適した具体的な対応策を例示する。 ・第1部の事例から象徴的なものを、発展的に診断士として、このような 対応策が実現性が高いと示す。 次回の課題 ・目次を全部で100項目挙げる! ・5月例会で追加すべき項目の意見を集める。 *************************************** 議事内容 第1部 事例について ・各自課題の事例を持ち寄り、発表する。 ・事例の取り上げ方を本書の主旨に合わせるように意見を交換する。 −できるだけ中小企業の身近な話題を取り上げる。 −最近の話題性を取り込む。 −大きな話題の場合は、メインにするのではなく、解説の中に例として取り上げる 形で紹介する。 −ピュアリスク以外のテーマにならないように気をつける。 ・目次出しをするために、書いてきた事例を含め、ポストイットでリスクを書き出す。 その後で、関連する内容をまとめた。大きくは外部要因と内部要因に分け、細部は イメージでグルーピングしたところ。 第2部 ハウツー・理論 ・JIS規格を元に、プランニング部分を中心として、書き方を考える。 ・業種的な要素を入れるべきであるが、複雑にならないように、製造業をメインとし て、それ以外のサービス、卸売、小売の特徴的なところを説明を加えることとする。 ・それぞれの章に加えるべきノウハウや表について、書き加える。 第3部 対応策の具体例 ・各自持ち寄った事例を例にしながら、どこからを第3部で拡大して取り上げるか話し 合いイメージをすり合わせる。 以上 |
第3回議事録 平成18年4月 27日 作成:佐々比呂之 第3回議事録(WORD)
第3回RM出版プロジェクトチーム議事録 日時:2006/4/27 18:00〜20:30 場所:銀座 中小企業会館 B1会議室 参加者:笠原、河毛、佐々、東條、山根、塩見 アジェンダ:全体構成の検討 第1部 事例 · ピュアリスクの事例に限定する。 · リスクとその実際の対処方法を事例を元に示す。 · ニュースになったような事例でもOK。 · 読者にリスクマネジメントの必要性を訴える。 · 事件・事故が起きてしまった事後対策。 第2部 ハウツー・理論 · リスクマネジメントのハウツーをシンプルに説明する。 · 複数の手法を示さずに、できるだけシンプルに作業手順を示す。 · 事例のような事件・事故が起きる前の事前対策。 第3部 中小企業向け対応策の具体例 · リスクの対応策について、第1部の事例に結び付けて具体例を示す。 · 事前に準備しておけば、対処できたであろう方策を示す。 · 中小企業向けの具体的対策を明示した書籍は、他にほとんどないため、 差別化することが可能と考える。 · 中小企業向けにお金をかけなくてもできる範囲の対策例を挙げたい。 次回までの課題 · 各自、サンプルとして事例をA4で1枚にまとめてみる。 参考文献 · 「優良企業はCSRで生き残る 知りながら害をなすな」佐久間 健著 · 「現代リスクの基礎知識 事例で学ぶリスクリテラシー入門」林 志行著 ************************************ 議事内容 1.「診断士の目」を一つ一つみんなで検証し、採用基準を話し合う。 · リスクマネジメントとして、経営者の意思決定の誤りに関するものは、何が正解 であるか不透明であり、言い切ることが難しい。 · あいまいな判断基準をもとに書いたら、読者も余計迷わすことになる。 · 経営者の意思決定について、突き詰めていくと経営診断や指導になってしまい、 リスクマネジメントからかけ離れてしまう。 · 今回の趣旨からすると、ピュアリスクに限定した方が、書きやすいし伝え やすい。 · ピュアリスクに限定して、診断士の目を見ていくと、対象となるものは非常に限ら れているため、新たに書き下ろす必要がある。 2.オリジナリティをどこで出すか? · これまでのリスクマネジメント本は、リスク対応策について、基本的に大企業向け の例を挙げているものがほとんどである。 · そのため、中小企業向けにお金をかけない対策例に前提を絞ることで、特色を出す ことができるはずだ。 以上 |
第2回議事録 平成18年4月 6日 作成:佐々比呂之 第2回議事録(WORD)
第2回RM出版プロジェクトチーム議事録 日時:2006/4/6(木)18:00〜20:30 場所:中小企業会館 B1談話室 参加者:佐々、笠原、河毛、山根、塩見、北村、東條 アジェンダ: (1)今後のスケジュール(例会の間がプロジェクトチームの課題) 4月例会 骨子案の承認 · 「診断士の目」分析、分類作業 · リスク分析手法について分析作業 · 目次案の作成 5月例会 目次案の承認 · 趣意書、サンプルの作成 6月例会 企画書の承認 · 出版会社へのアプローチ · 分担ルールの策定 7月例会 執筆分担の決定 · 各自執筆。 · 例会前にメーリングリストにより公表。 · 例会ではそれを読んだことを前提とした協議により、効率よく検討する。 8月例会 執筆中間発表 9月例会 執筆最終発表 (2)リスクマネジメントの導入方法(How To)について、いかにやさしく伝えるか? · リスク分析に焦点を当てる。 これまで気づいていなかったリスクを洗い出す方法を紹介する。 (3)本のタイトル案 · 最終案まで十分に絞り込めていない。候補を後段に上げる。 **************************************** 議事内容: 1.今後のスケジュール · 上記の通り。 2.リスクマネジメントの導入方法(How To)について、いかにやさしく伝えるか? · 前回はJISQ2001をフレームワークにすることを前提として進めてきたが、 新たにERMを取り上げた方がいいという意見があり検討する。 【JISQ2001】 特徴)ゲインがあるようなビジネスリスクを対象から外している。 日本だけのスタンダードであり、国際的標準に至っていない。 「診断士の目」の事例は、ビジネスリスクが主体であり、ピュアリスクを 対象としたJISでは、関連付けが難しいのではないか? 【ERM】 特徴)ゲインがあるビジネスリスクも対象としている。 JSOX法で大企業がこれから求められるアメリカンスタンダード。 時流に乗っており、タイムリーなテーマになる。 塩見さんと北村さんは、会社でこの導入に従事している。 ただし、対象とするリスクが広すぎるため、一般化することもできないし、 日本国内で導入をした事例もほとんどない。 · 約100ページの中で、リスクマネジメントのすべてを伝えることは非常に難しい。 難しいことをやさしく伝えるためには、字数が増えることが一般的であると考える。 そのため、メリハリをつける必要が生じる。 · 前半の事例により、読者が抱いた不安に対して、後半でハウツーを見せたい。 · ハウツーを提示するには、ERMは適さない。 対象範囲が広すぎるため、一般化できないため。 ERMを取り上げる場合は、冒頭に簡単な理論説明、中身を事例によるリスクの解決 方法の例示、最後に理論的なまとめというような構成にする必要がある。 その場合、事例の分類方法にそこはかとなくERMのエッセンスが漂えばOKと考える。 · 基本的なリスクマネジメントのPDCAサイクル自体は、ERMも同じである。 今回は、シンプルなJISベースとする。 · 東條さんが中小企業大学校で、中小企業後継者に対して、リスクマネジメントを教 えている。実際に、自社のリスクマネジメントを作成させると、意外に基本的な リスクについての認識がないことがわかった。 · リスク分析の方法は、これが正解というディファクトスタンダードはない。 リスクのランクづけはあくまでも主観によるものである。いかに漏れがなく網羅性 を持って、自社保有のリスクを洗い出せるかという点に注目したい。 · リスクの存在を知らないことが、そもそもの問題点であり、リスクが顕在化すれば、 その対策を講じることはずっとたやすい。 3.本のタイトル案 1.「あっ」といってももう遅い!社長のための転ばぬ先のつえ 2.もうかる転ばぬ先のつえ 3.上流中小企業になる!社長!で、どうするの? 4.「えーっ!!」そんな落とし穴にはまらないために社長のコマッタを助ける本 5.社長のまくらを高くする本 6.社長!これで解決 不安の抑え 7.社長の心配のタネ 解決策! 8.問題は必ず起きる!社長の打つ手 9.社長のための経営ノウハウ玉手箱 10.まず、知ることが大切!社長、目をそらしてはいけません! 11.社長!知らないと損しますよ! (追加) 12.社長! これで解決 心の備え 13.社長! これで安心 心の備え 14.これで見つかる 社長の危険 15.うっかり社長の 落とし穴! 見つけてホット 備えて安心 16.社長! これで安心 会社の危険 17.社長! これで備えた 会社の危険 以上 |
第1回議事録 平成18年3月23日 作成:佐々比呂之 第1回議事録(WORD)
第1回RM出版プロジェクトチーム議事録 日時:2006/3/23(木)18:00〜20:30 場所:中小企業会館 B1 談話室 参加者:佐々、笠原、河毛、山根 アジェンダ:ターゲット…従業員30名から100名の中小企業の社長 何を…リスクマネジメントのフォーカス等については、次回へ。 どのように…前半 事例を中心に不安に気づいてもらう。 後半 JISQ2001を骨として、実際に導入ステップを 次回アジェンダ:(1)リスクマネジメントの導入方法(How To)について、いかに やさしく伝えるか (2)本のタイトル案(下記4.を注意) (3)今後のスケジュール ************************************** 議事内容: 1. マーケット調査報告 調査書店:八重洲ブックセンター、大阪の旭書店と紀伊国屋、横浜駅前の有隣堂 感想: · リスクマネジメントの棚は、少ないし、来客者もサラリーマン風である。 目的買いであり、専門書を求めている。当プロジェクトには適さない。 · 経営の棚は、スーツ姿の目的買いもしくは、常連による。 ただし、家族経営の社長が探しに来るとは考えがたい。 そのため30名未満をあえて対象からはずした。 この層を対象とすると、それこそ文字が大きく内容のレベルを下げることになる。 · 「痛快!憲法学」を例に取り、難しい内容をいかにレベルを下げずにやさしく書 くかを協議する。やさしく書くことは、レベルを下げることではない。 レベルを下げないということは、必要なステップを省略はしないが、メリハリを つけて重要なところを噛み砕くということ。表面的には氷山の一角ではあるが、 水面下にそれを支える知識・理論があることを見えるようにしたい。 2. JISQ2001の感想 · ほとんどリスクマネジメントの流れを示しているだけで、内容に踏み込んでいない。 · 一定の網羅性を満たしており、参照資料として説得力はある。 · 全体像は最終的に本の最後に載せるとしても、導入ハウツーはもっと手をつけや すいようにしたい。 · メリットリターンのあるリスクは対象外という定義は尊重しよう。 · 時間的に事前的と事後的に分けられる。事後的は緊急活動と復旧活動に分かれる。 · 対象の網羅性をどうやって充足するのか? 認証等は守るべき資産が個人情報や重要機密など明確であるため進めやすいが、 リスクマネジ メントは広範である。 · プランの作成にフォーカスして、その後でPDCAサイクルの全体像を示すか? それとも、規定の順番を変えずに説明量のメリハリをつけるか?→次回持ち越し 3. 本の構成を考えるにあたり (1)中小企業がリスクマネジメントを取り組む動機として考えられるもの · 対外的説明 · 外圧 · 内部統制におけるリスクマネジメント · 自衛的差別化 · 後継者育成、事業をきれいにして引き渡すため (2)本当の目的はリスクマネジメントではない · 経営上の問題解決。 · 会社をつぶさない。 · 二次災害を食い止める。 · 失敗しないため · お悩み解決、不安解消。 (3)前半では事例を中心につかみを取る · 社長に今まで気づいていなかった身近な不安を気づかせる。 · 事例を元に「あんしんLife」のように、目を引くキャッチコピーで、 必要性を訴える。 · 中小企業の社長は、大企業の例より、同規模の事例に興味を示すだろう。 · リスクマネジメントの有効性を気づかせる。 (4)後半は「じゃあどうやるの?」というニーズに応える · リスクマネジメント導入のハウツーをオブラートに包んで、前半の事例とも 関連付けて、できれば、読んだだけで最低限は手をつけられるようにしたい。 · それでも手に余る読者が相談できる窓口を研究会にできるよう本の最後に仕 掛けたい。 4. タイトルを考えるにあたり · 本屋に並ぶ書籍は背表紙が命である。したがって、タイトルは慎重に考えたい。 想定するターゲットが本屋で手にするような訴求力がある魅力的タイトルが 必須である。 · 安易な思いつきではなく、コピーライティングの本などを参照にしながら、 考えるべきだ。 · あくまでもリスクマネジメント棚に置かれないように、タイトルにはリスク マネジメントは入れない。 以上 |
○出版プロジェクト企画書 平成18年3月16日 作成:佐々比呂之 企画書(WORD)
2006/3/16 リスクマネジメント研究会 出版プロジェクト 1. プロジェクトの定義 (1)目的:中小企業オーナーにリスクマネジメント手法を活用してもらう。 (2)目標:<直接的>重版!売れる本を作る。 <間接的>会員のコンサルティング受注への貢献 (3)成果物:200ページ、1500円前後での発売。 リスクマネジメントについて、事例を織り込みながら、 実践できるようにやさしい言葉で伝える。 経営コーナーもしくは社長業コーナーに置く。 初版2000部 (4)概要スケジュール: 4月 骨子原案作成 6月 基本プランの決定→出版会社の探索 執筆分担 9月 原稿上梓 07年1月 出版 (5)リスク:出版社の決定 テーマ設定の失敗 リスク全般を対象とすると広すぎて、収集がつかなくなるかもしれない。 (6)前提条件:リスクマネジメントは中小企業経営に役立つ。 リスクマネジメントをやさしく伝える本はない。 書店の経営コーナーもしくは社長業コーナーに置かれる方が売れる。 運用ルールの策定 プロジェクトチームによる作業補完 メーリングリストによる情報交換 (7)実施上の制約:研究会は1ヶ月に1回開催。 (8)特殊リソース:「JISQ2001:2001リスクマネジメントシステム構築のための指針」 「診断士の目」資産の活用 (9) 今後の調査項目:出版会社の探索 「診断士の目」の分析 (10)プロジェクトチームの概要 人員構成:佐々、山根、河毛、東條、塩見、北村、笠原 活動目的:研究会での議事運営を効率よくするため 活動内容:事前調査による資料作成。研究会前にメーリングリストで配信。 研究会とは別日程でのミーティング。(中小企業会館B1) 以上 出版プロジェクト プロジェクトチーム活動予定 構成メンバー:佐々、山根、河毛、東條、塩見、北村、笠原(敬称略) 開催日時:第1回 3月23日(木)18:00から 第2回 4月6日(木)18:00から 開催場所:銀座 中小企業会館B1 目的:4月20日(木)のリスクマネジメント研究会にチーム骨子案を提出し決定する。 第1回アジェンダ:「誰に、何を、どのように伝えるのか」チーム案の決定 誰に…ターゲットの決定 何を…リスクマネジメントのどのエッセンスにフォーカスするか どのように…本の構成の概要を決定 前提条件:ベストセラーではなく、入門本として息が長い定番商品の座を狙う。 プロダクトアウトではなく、マーケットインの発想で作る。 事前準備: (1)マーケットを知る 実際に本屋に行き、具体的イメージをつかんでください。 想定するターゲットが買いたくなる本を手にとってみてください。 ページ数、価格、タイトル、レイアウト等をメモしてください。 できれば内容は別として、参考にすべき本があれば持ってきてください。 (2)リスクマネジメントを知る 「JISQ2001:2001リスクマネジメントシステム構築のための指針」の読み込み ココで買えます →http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/General/FlowControl.jsp <参考>3月例会での意見 ターゲット:オーナー社長、中小企業経営者、取締役 構成:前半を気を引くキーワードをタイトルとした事例中心に、 後半を基本的共通技法等ノウハウを中心にする。 片ページに事例を、片ページにその理論分析を 第2回アジェンダ(予定): 必要な作業の洗い出し プロジェクトスケジュール タイトル案(いかに手にとってもらえるか?) 「診断士の目」の分類方法 等 以上 |