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最終更新日:
2016/05/27

高原清光の
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 東京都中小企業診断士協会
リスク・マネジメント研究会

 

  2001年度活動内容   

活動内容(2001年度〜)見出しへ

#85 H13.4.19 #86 H13.5.17 #87 H13.6.21 #88 H13.7.19 #89 H13.8.16 #90 H13.9.20 
#91 H13.10.18  #92 H13.11.15 #93 H13.12.20 #94 H14.1.17 #95 H14.2.21 #96 H14.3.20

 

開催日他 内容
96回
平成14年
3月20日

(木曜日)
18:00〜20:00
東京浜松町海員会館会議室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
青木平治
古田中孝一
片山国 義
佐々比呂之
安部晃生
伊藤弘美
笠原豈
高野秀也
藤崎学

計 13名

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
@「予算期間短縮による経営のスピード化の実現」(古田中先生)

IT化により四半期(3ヶ月)予算を取り入れ、小回りがきく経営を実施している中小企業の事例紹介。更に、月次、週次、日次予算の実現に努力中。
A「IT投資、ホームページの活用による成果事例」(古田中先生)
最新鋭のNC/MC設備やパソコン投資を積極的に推進し、精密形状切削の可能性、コスト競争力の強化及びオンデマンド納期への対応等の差別性に努める中小企業を紹介。
B「運転資金は創業支援融資を活用」(片山先生)
N区が実施している事業者向けの低利な融資斡旋制度(創業支援資金特別融資制度)の活用事例を紹介。この制度には中小企業診断士のビジネスチャンスがあることも紹介。
C「金融機関とのつき合い方」(青木先生)
緊急資金の対応策を講じなかったために倒産した企業を紹介。対応策の一つとして、担保に提供していない定期預金の範囲で当座貸越契約を締結しておくことがある。

2)「中小企業のIT―こうすればうまくいく」(岡先生)
こうすればうまくいくIT化

上記のタイトルによる執筆担当を確認。
@避けて通れない中小企業のIT(岡、白井)
A今なぜITか(倉部)B中小企業がITを導入するにあたって注意すること(松浦、片山)
C中小企業のIT化の切り口(経営資源面)(安部、古田中)
D中小企業のIT化の切り口(企業活動面)(瀧澤、芦村、青木、松浦)
Eトラブルへの対応が欠かせない(高原)
Fトラブルへの対応を万全に(佐々)
G中小企業のITの事例(1件/1人)等を確認。

3)日刊工業新聞「診断士の目」執筆要領確認(瀧澤先生)
診断士の目執筆要領はこちら(会員の方は参照のこと)
・中堅・中小企業の実践キーワード…ケース・スタディ
・40字×20行、ゴシック横書き、図表・写真・イラスト分スペース含み800字以内
・執筆希望者は早急に瀧澤先生にFAX連絡すること(FAX045−911−4868)

4)情報提供
(高原先生)

・図書紹介:「この一冊ですべてがわかる リスクマネジメントシステム」鈴木敏正&RMコンソーシアム21著、日刊工業新聞社発行、1,900円+税
・図書紹介:「図解 リスクのしくみ」石井至著、東洋経済新報社発行、1,500円+税
・図書紹介:「 リスクマネジメントシステムのしくみ」上山道生著、中央経済社発行、2,400円+税
・新種ウイルス「W32/Fbound」に関する情報
情報処理振興事業協会 セキュリティセンター(IPA/ISEC)2002年 3月15日
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/fbound.html
・会員募集のための「リスク・マネジメント研究会」の紹介資料の説明。
(高野秀也先生)
・図書紹介:「ITフルアウトソーシングハンドブック」NTTアウトソーシング推進室、日刊工業新聞発行

次回開催予定日 平成14年4月18日
「中小企業のIT」出版社の感触、執筆要領、スケジュール等の検討(全員)、リスク極小化の検討(瀧澤)、日刊工業新聞寄稿の検討(岡、芦村、古田中、笠原) 
95回
平成14年
2月21日

(木曜日)
18:00〜20:00
東京浜松町海員会館会議室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
白井洋介
青木平治
古田中孝一
片山国 義
倉辺喜一郎
安藤朝将
佐々比呂之
安部晃生
松浦正東
野村修二郎
笠原豈
前田毅

計 16名

 

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
「中小卸売業者の中抜き対策」(安藤先生)

中小建設材料卸売店の中抜き対策(ニュービジネスモデル:@工務店代行業務の取込A総合請負受注機能の充実Bメーカー機能代行)の事例紹介。
なお、3月分として、安藤・倉部両先生の原稿を日刊工業新聞へ提出すること(事例紹介に留意)。

2)「リスク極小化の研究」の検討
「人材目利きの組織作り」(芦村先生)

人材が負債にならないために「人材目利きの組織作り」が重要。そのためには、@「個人の潜在能力を顕在化させる環境を提供し、その環境に競争力を持たせること」A「市場価値に視点を置いた人材の検証機能を高めること」などが大切。この2点を欠落した企業が「成果主義」を導入した場合は、「あんな上司の評価で年俸が決まるなら会社を辞めた方がまし」と考える社員が続出するのも無理はない。

3)「中小企業のIT―こうすればうまくいく」(岡先生)

上記のタイトルによる執筆要領を説明。
こうすればうまくいくIT化
章別担当検討
@避けて通れない中小企業のIT(岡、白井)
A今なぜITか(倉部)
B中小企業がITを導入するにあたって注意すること(松浦、片山)
C中小企業のIT化の切り口(経営資源面)(安部)
D中小企業のIT化の切り口(企業活動面)(瀧澤、芦村、青木、松浦)
Eトラブルへの対応が欠かせない(高原)
Fトラブルへの対応を万全に(佐々)
G中小企業のITの事例(1件/1人)等の担当検討。
執筆要領に対する出版社の感触の把握を瀧澤先生、岡先生を始め全員で行うこと。
なお、3月の例会にて正式な担当を決定する。

4)日刊工業新聞「診断士の目」執筆要領変更(瀧澤先生)
診断士の目執筆要領はこちら(会員の方は参照のこと)
・ 中堅・中小企業の実践キーワード…ケース・スタディ・ 40字×20行、ゴシック横書き、図表・写真・イラスト分スペース含み800字以内
・ 4月分担当(3月10日迄に日刊工業新聞へ原稿提出):青木、倉部、片山、古田中
・ 5月分担当(3月例会で検討。
4月10日迄に日刊工業新聞へ原稿提出):青木、片山・ 執筆希望者は早急に瀧澤先生にFAX連絡すること(FAX045−911−4868)

5)情報提供(高原先生)

・ 不正アクセスの届出状況概要について
情報処理振興事業協会 セキュリティセンター(IPA/ISEC)2002年 2月20日
http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20020220/0201.html

 次回開催予定日 平成14年3月20日(注:木曜日は祭日のため水曜日開催)
 「中小企業のIT」執筆要領検討(全員)、リスク極小化の検討(瀧澤)、日刊寄稿の検討 (青木・片山)、今後のテーマ検討(全員) 
94回
平成14年
1月17日

(木曜日)
18:00〜20:00
東京浜松町海員会館会議室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
青木平治
古田中孝一
安部晃生
仁保宣夫

計 8名

 

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
@「QAコストの合理化・効率化」(瀧澤先生)

QAコストの削減は、企業イメージとか顧客の信頼という点で賛否が分かれるがコストダウンの大きな課題である。QAコスト削減の方法として、公的試験研究機関の利用、機能評価の機械化・自動化、調整型抜取検査の活用、QAデータの代行等がある。

A「顧客満足の向上と継続的改善」(芦村先生)
2000年版ISO9001の重要な要求事項である「顧客満足の向上と継続的改善」の事例紹介。顧客中心主義の経営理念に基づき、全社員のやる気と知恵をフルに活用して、顧客の潜在的ニーズを探り、充足させるY社(ファッションバッグ製造業)の概要説明。

B「方針管理・目標管理の実施」(芦村先生)
「品質方針・品質目標」の全社的展開の事例紹介。社長自らが経営計画の中で全社方針・目標を設定し、部長方針・目標から個人方針・目標まで展開し、PDCAのマネジメント・サイクルを効果的に実施しているA社(微粉砕機メーカー)の概要説明。

2)「リスク極小化の研究」の検討「理不尽、高圧的な行政指導」(古田中先生)
現代は、行政の保護が期待できない時代であり、規制に安住すれば競争力を失うことになる。不合理な行政指導に対して、消費者を味方につけてこの行政指導を覆した事例(ヤマト運輸の宅急便の路線免許取得)もある。一方、環境、労働、人権の規制リスクを先取りすることも肝要である。規制されてから泥縄式に対応しても手後れであり、コンプライアンス体制の整備が強く望まれる。

3)「中小企業のIT―こうすればうまくいく」(岡先生)上記のタイトルによる執筆要領を説明。
@避けて通れない中小企業のIT
A今なぜITか
B中小企業がITを導入するにあたって注意すること
C中小企業のIT化の切り口(経営資源面)
D中小企業のIT化の切り口(企業活動面)
Eトラブルへの対応が欠かせない
Fトラブルへの対応を万全に
G中小企業のITの事例等
の章立てと内容を検討。各章4ページ(700字/頁)とし、それぞれに簡単な例を入れ、図表を多く用いて分かりやすく説明をすることがポイント。執筆要領に対する出版社の感触の把握(瀧澤先生・岡先生)と執筆者の分担決定(岡先生)を早急にすることを確認。
こうすればうまくいくIT化

4)情報提供
(岡先生)
・図書紹介:「だから中小企業のIT化は失敗する」近藤昇著、オーエス出版発行、1,500円
(高原)

・「sulfnbk.ewe」に関するデマメール情報について
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert140108.html
・ますます増加するウイルス感染について(12月の届出件数は3,900件で過去最悪)
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2002_01.html
・図書紹介:「IBMの危機管理」亀岡太郎著、早稲田出版発行、1,700円+税

次回開催予定日 平成14年2月21日
・「中小企業のIT」執筆要領検討(全員)
・リスク極小化の検討(芦村)、日刊工業新聞寄稿の検討(倉辺・安藤)、今後のテーマ検討(全員) 
93回
平成13年
12月20日

(木曜日)
18:00〜20:00
東京浜松町海員会館会議室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
白井洋介
片山国義
倉辺喜一郎
佐々比呂之
松浦正東
伊藤弘美

計 10名

 

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1)「リスク極小化の研究」の検討
「急伸する顧客の情報発信能力、不誠実な対応は致命傷になる」(伊藤先生)

製品回収が相次ぎ、消費者の企業に対する不信感が高まっている。インターネットの普及により顧客も「発言の場」「情報発信の主導権」を獲得した。不誠実な顧客対応は容赦なく糾弾の対象となり得る。信頼を取り戻すには謙虚、かつ迅速な対応が求められている。言いがかりには毅然とした態度でのぞみ、事実関係と情報公開が重要である。

2)「ITのリスク事例」
「常時接続SOHOのPCにハッカーが侵入」(伊藤先生)

名古屋のA氏が仕事でインターネットを常時接続していたところ、米国のミサイル防衛当局らしきところから「あなたは当局のホストコンピュータに対して何をしようとしているのか」というメールが届いた。すぐに警察へ連絡したが、「メールアドレスが他人に使用されるというのはサーバー管理上の問題だと思うので、プロバイダーに相談してください」とまともにとりあってもらえなかった。ところが、次の日警察のサイバーパトロールが飛んできて、ハードディスクや交信履歴、プロバイダー側のサーバーログデータ等を調べた結果、悪用されていることが判明した。何者かがプロバイダーのサーバーに常時接続しているユーザーを見つけ出し、ID及びパスワードを解読、侵入プログラムをインストールして、一定の条件が揃った時点で自動的にそのプログラムを起動し、米国のミサイル防衛当局のコンピュータへの不正アクセスを試みていたということだった。幸いファイアウォールによって被害を及ぼさなかったが、常時接続が一般化してくると思わぬトラブルに巻き込まれるリスクの増大が考えられる。

3)情報提供
(白井先生)

・図書紹介:「中小企業のIT化戦略 業務改善編」エクスメディア発行、1,680円+税
・図書紹介:「中小企業のIT化戦略 ビジネス創造編」エクスメディア発行、1,680円+税
(高原)
・図書紹介:「実践・危機管理読本」藤江俊彦著、日本コンサルタントグループ発行、1,905円+税
・リスク・マネジメント研究会ホームページに掲示板を設置

http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=BYA14363
・IPAホームページより「ウイルス届出急増 年末緊急警報」
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert131218.html

4)忘年会
・出席者全員が参加して、近くの「じんまる」にて忘年会を行った。

次回開催予定日 平成14年1月17日
・「ITのリスク事例」、今後のテーマ検討
92回
平成13年
11月15日

(木曜日)
18:00〜20:00
東京浜松町海員会館会議室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
青木平治
古田中孝一
倉辺喜一郎
安藤朝将
佐々比呂之
松浦正東
伊藤弘美
前田毅

計 12名

 

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
・「セミアセンブリー方式による生・販・物流の効率化」(瀧澤先生)
元来、生産・販売・物流は一つのプロセスであり、人々のニーズの多様化、個性化が進展し、それぞれ得意とする分野に分業されてきた。この結果、商品のデザインや機能が多種多様化し、その数の多さは驚くものになった。ここで、生産・販売・物流をトータルとして管理することを提案したい。例えば、ケータイ電話の場合、基本機能とオプション機能に分け、基本機能は出荷時点で組み込み、オプション機能は販売時点において顧客のニーズに応じて組み合わせる方式を採ることにより管理費削減、在庫圧縮、物流効率向上等の実現ができるものと考える。

2)「リスク極小化の研究」の検討
「理不尽、高圧的な行政指導」(古田中先生)
企業は消費者本位の経営戦略を構築することが必要である。現代は、行政の保護が期待できない時代であり、規制に安住すれば競争力を失うことになる。介護タクシー事業申請(メディス社:福岡県)に関する「正規のタクシー料金を取らないのは道路運送法に触れる」という行政指導に対して、消費者を味方につけてこの行政指導を覆した事例がある。他にヤマト運輸の宅急便の路線免許取得の例もある。なお、行政指導の対抗手段として、行政手続法やノーアクションレター制度等を利用するとよい。一方、環境、労働、人権の規制リスクを先取りすることが肝要である。規制されてから泥縄式に対応しても手後れであり、コンプライアンス体制の整備が強く望まれる。
参考:経済産業省「ノーアクションレター制度について」
 http://www.meti.go.jp/policy/no_action_letter/index.html

3)「中小企業のITリスク発生事例」(松浦先生)

"「任せる」は失敗の元、社長は陣頭指揮せよ"、"中途採用管理職の暴走でシステム開発が頓挫"、"情報リテラシーの低さが原因で新会社が混乱"、"安くて簡単な製品に飛びついて業務が混乱"、"IT不信が招いたシステム開発の失敗"、"IT導入先走り業務革新を見失う"、"曖昧な計画が生んだドタバタ劇"、"幻に終わった購買システム"、"ネットブームに踊った二代目社長"、などの事例紹介。中小企業のITリスク回避の方策として、@組織、風土の改革(社長、組織等の業務改革への取組み姿勢や意欲)A推進体制の確立(全体方針・体制、ルール、運用、動機付け方法)B情報リテラシーの向上(情報技術知識の活用・利用)等が重要である。

4)情報提供(高原先生)

・10月15日発表ITコーディネータ認定者[資格別]:559名中、中小企業診断士209名(37%:第一位)
参考:ITコーディネータ協会 http://www.itc.or.jp/
・ブリヂストン・ファイアストン事故和解金の概要

次回開催予定日 平成13年12月20日

・リスク極小化の検討(伊藤先生)
・今年の反省と来年の抱負(全員)
・忘年会(19:00より、「じんまる」にて)
91回
平成13年
10月18日

(木曜日)
18:00〜20:00
東京浜松町海員会館会議室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
白井洋介
青木平治
古田中孝一
片山国義
倉辺喜一郎
佐々比呂之
松浦正東
伊藤弘美
田中義二

計 13名

 

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
@「新規開発商品をコアにしたニュービジネスの立ち上げ」(片山先生)

IT人材の不足に悩む中小企業のネットビジネスに注目し、ホームページ作成のビジネスソフトの市場に参入。初心者でも出来るXMLベースを利用したソフトであり、特許申請中。新商品の拡販にビジネスパートナー制度を取り入れている。

A「業務の目的に注目した生産性向上策」(田中先生)

従来の生産性向上策は「現場・現物・現実」の3現主義に力点を置いたものである。この思想は現在の作業、行為、方法を肯定しているものである。これからは、原因・結果による改善だはなく、目的・手段を考慮した改善でなければならない。最近、話題になった「超音波と電解水による洗濯機の開発」などは、良い事例である。

2)「リスク極小化の研究」の検討「顕在化する土壌・地下水汚染」(倉辺先生)

土壌・地下水汚染がもたらす経営リスクが注目されている。リスクとして a.浄化・修復リスク b.事業リスク c.資産価値の評価損リスク d.損害賠償責任リスク e.資金調達リスク f.イメージリスク等がある。
優良企業は、市場への感度が高く環境志向し、環境志向が競争力を生む時代になった。PRTR法の取組みや環境会計の導入が大切である。

3)「IT時代のリスクマネジメント」(岡先生)

現在2社の出版社に打診している。事例をもっと積み上げることが大切である。中小企業のIT化は遅れているのが現状であり、ぜひ出版にもっていきたい。『だから中小企業のIT化は失敗する』という本が売れている。今後の展開について、次回に全員で討議したい。

4)不正アクセスの
届出状況(高原先生)
IPAの報告によれば、9月の不正アクセスの届出件数50件で、9月に入ってから発見されたNimda(ニムダ)の届出件数は、28件と届出件数の半数を超えた。
「不正アクセスの届出状況概要について」(情報処理振興事業協会セキュリティセンター)

http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20011005/0109.html

5)その他(瀧澤先生)

・第7回港区産業文化展の紹介。
・港区忠臣蔵300年祭の紹介。
・10士業相談会の実施状況報告。
・アイ・コン5周年記念式典の紹介。 

次回開催予定日 平成13年11月15日 

・「IT時代のリスクマネジメント」執筆の検討(松浦先生・岡先生)
・日刊工業新聞原稿 の検討(瀧澤先生)
・リスク極小化の検討(古田中先生)
90回
平成13年
9月20日

(木曜日)
18:00〜20:00
中小企業クラブ談話室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
青木平治
古田中孝一
片山国義
倉辺喜一郎
仁保宣夫
渡辺眞剛

計 10名

 

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
@「オンデマンド印刷の需要開拓」(片山先生)
a.オンデマンド印刷は今後の有望な印刷分野であるが、市場は甘くないのが現実である。
b.印刷ニーズを特化した標的顧客の絞り込みが要望される。
c.既存印刷業者と相互の「強み」を活用しあうことが必要である。
等がポイントと言える。
A「中小企業の研究開発と助成金活用」(高原先生)
中小企業の研究開発に当たって助成金の活用は重要な課題である。助成金の活用にはタイミングが大切である。
国の助成金としては a.ものづくり人材支援基盤整備事業 b.新高度技術普及及び共同利用促進事業等がある。
県の助成金としては a.中核産業創出研究開発費補助金 b.新技術開発研究事業助成金等がある。
日頃から国や県、団体、金融機関等の情報に留意して積極的に活用することが肝要である。

2)「リスク極小化(日経ビジネス)の研究」の検討 
@「進む情報化の落とし穴」(倉辺先生、高原先生)
不正アクセスやウイルス被害が急増し、このまま放置すれば企業信用が大きく失墜し、訴訟問題へ発展する可能性がある。
多様化するセキュリティ対策には a.広義のアクセス管理 b.暗号化 c.ウイルス対策 d.セキュリティ監査とセキュリティ評価 e.セキュリティ教育 f.セキュリティ情報の収集 g.セキュリティ保険等がある。
A 「この敗軍に学べ(日経ビジネス7月号)」(倉辺先生)
成功話に煽られ、熱狂する時代は終わった。我々は「敗者の声」に耳を傾け、目をそらさず、冷静に振り返り、主要因を突き止め、元から絶つ姿勢を持たねばならない。
「あえて失敗をさせるトヨタ」、「食中毒事件の雪印」、「飛ばし取り引きのみずほインベスターズ証券」、「銅事件の住友商事」、「ロケット事故の宇宙開発事業団」等の事例紹介。

3)コンピュータウイルスの情報交換
・世界、国、業界、企業における被害状況の情報交換及び個人の被害状況の交換。
・新種ウイルス「W32/Nimda」に関する情報
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/nimda.html

4)その他
・(社)中小企業診断協会と10士業に関する説明。
・ アイ・コン5周年記念式典に関する説明。

次回開催予定日 平成13年10月18日
・「IT時代のリスクマネジメント」執筆の検討(岡先生)
・日刊工業新聞寄稿の検討
・リスク極小化の検討(倉辺先生)
89回
平成13年
8月16日

(木曜日)
19:00〜21:00
船宿『縄定』
(納涼研究会)

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
白井洋介
青木平治
古田中孝一
片山国義
倉辺喜一郎
安藤朝将
佐々比呂之
(安全・品質・環境実務研究会メンバー)
松島正
柄沢明久
山川茂宏
計 14名

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1)「日刊工業新聞寄稿」の検討
@「読み手の側から見た事業計画書のポイント」(白井洋介先生)
a.事業計画書は資金調達や営業上の取り引き、パートナーや協力者の獲得のためにも必要。
b.実現性が高く説得力に富んだ計画書は少ない。
c.計画書作成のポイントは
・何をやろうとしているのか。(市場・顧客は明確か。自社の特徴・強みは明確か。)
・儲かるのか。(利益計画の妥当性はあるか。キャッシュフローを勘案しているか。)
・どうやってやるのか。(販売計画、投資計画、資金計画、人員計画は良いか。)
などである。肝心なことは、「作り手の側の一方的な主張でなく、読み手の側を納得させる客観的な分析」である。
A掲載に関する一般事項(瀧澤正雄先生)
8月より毎週金曜日に掲載予定。タイトルは「診断士の目」・「IT時代を生き抜く…ケース・スタディ」。掲載10日前までに原稿を担当者へ送ること。 

2)「情報処理振興事業協会(IPA)の緊急警告」(高原清光先生)
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert130815.html 
2001年8月のコンピュータウイルスの発見届数が急増。何れもメールの添付ファイルを介しての感染を拡げるウイルスで、友人・知人からのメールでも注意すること。感染すると、修復するためには多大な労力がかかる。最近のワクチンソフトを活用し、感染前に発見・削除することが肝要。

3)「納涼研究会」
・森総理時代のITと現在のITについて。
・ITコーディネータの役割と将来性について。
・診断士の人間的側面 

次回開催予定日:平成13年9月20日(木) 
於:中小企業クラブ談話室
「日刊工業新聞寄稿」の検討他
88回
平成13年
7月19日

(木曜日)
18:00〜20:00
中小企業クラブ談話室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡正煕
白井洋介
青木平治
古田中孝一
片山国義
佐々比呂之
伊藤弘美
仁保宣夫

計 11名

 

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1)「リスク極小化(日経ビジネス)」の検討
@「リスク極小化の経営」(佐々比呂之先生)

ポイントは、ベストボード(例:独立性の高いボード)であること、欠陥制度(例:機能しない取締役会制度)に甘えないこと及びトップが危機意識を持つこと等である。
A「市場に真摯なIR(投資家向け広告)」(青木平治先生)
IR活動が「株価上昇が目的」では本末転倒である。IRとは、市場と常に対話しようとする経営トップの信念である。企業理念を強く訴えることが大切である。
B 「緊急時の情報コントロール」(片山国義先生)
トップのメディア対応力を磨き、情報の一元化と流れの迅速化が肝要である。このためには、危機意識の高揚と情報が遅滞なくトップに上がる企業風土が大切である。

2)「日刊工業新聞寄稿」の検等
@「中古販売店の成功例から学ぶ」(佐々比呂之先生)

ベンツの2ドアクーペに特化した品揃えを行い、消費者への直接販売だけでなく、中古車販売業者間のビジネスを開拓した事例の紹介。
A「加工業から自社開発企業へ」(芦村尹人先生)
個人企業である歯切り加工業者が、特徴のある技術と設備を利用した健康・食品分野の製品開発を紹介。販売面の弱さが最大の課題。
B「中小企業のISO9001認証取得」(芦村尹人先生)
社長以下の社員5名、パート3名、計8名という零細企業が2カ年かけて、認証取得をした事例を紹介。社長の熱意と全従業員のヤル気がポイント。
C 掲載に関する一般事項(瀧澤正雄先生)
8月より毎週金曜日に掲載予定。タイトルは「診断士の目」・「IT時代を生き抜く…ケース・スタディ」。掲載10日前までに原稿を担当者へ送ること。

3)ホームページ(http://homepage2.nifty.com/k-takahara/rm/rm-index.htm)の報告

高原清光先生より「リスク・マネジメント研究会」の内容紹介(連絡先、運営、会の紹介等)。 
次回開催予定日:平成13年8月16日(木)
「日刊工業新聞寄稿」の検討(白井先生)他
87回
平成13
6月21

(木曜日)
18:00〜20:00
中小企業クラブ談話室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
岡  正熙
青木平治
竹山  隼
古田中孝一
片山国義
倉辺喜一郎
安藤朝将
佐々比呂之
伊藤弘美
仁保宣夫

計 12名

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11)「リスク極小化経営(日経ビジネス)」の検討
@会社の壊れ方  キーワードは暴飲暴食  (高原先生)

(1)リスク不感症で順法精神が蝕まれクレーム隠しが日常化(三菱自動車の諦め
と馴れ合い)。
(2)過去の失敗を忘れ、学習をしないで過保護となりブランドが朽ちた(雪印乳業)。
(3)和田
  繁明が見たそごうの真の暴走―‘怪物’への甘えが蔓延
し、暴走に社風が「われ関せず」の風土となった。
(4)権限委譲が裏目に出て子会社の隠れたリスク情報がトップに届かなかった(ブリヂストン)。フォードのRV車「エクスプローラー」に欠陥があると米国議会へ陳述書で反論されている。

Aリスクマネジメントの失敗で会社が自壊  (岡先生)
会社が自壊する要因として(1)トップの暴走、(2)組織的な隠蔽、(3)規律の緩みがある。危機管理度を確認するために経営者の資質、社会・消費者との接点、企業体質、危機情報伝達力、危機チェック体制の視点で30項目で点数をつける。最高+25、最低−54で「無防備」、「危険」、「注意」「安全」に分類する。

B取引先の倒産への備え  (仁保先生)

そごうの被害をまぬがれたトリンプ社の与信管理について説明。主なポイントは(1)非常時行動マニュアル、(2)要注意先リストの作成、(3)取引先データベースによる情報管理(4)取引先信用保険への加入である。自社でもリスクマネジメント部を創設し、EXIT(撤退)ルールで管理している。一般論も説明された。
 
(これらに対する具体的事例)  (青木先生)
企業間信用の減少動向に注目(仕入債務の回収は早くなっている)。パソコンの故障や操作ミスで振り込み決済が遅れ不渡手形を出すことがある。

2)リスクマネジメント
JIS
規格の概要(高原先生)

JIS Q2001「リスクマネジメントシステム構築のための指針」セミナー内容の説明。

3)日刊工業新聞寄稿について(瀧澤先生)

執筆タイトル、担当者及び掲載順番の詳細説明。13年8月より14年8月まで予定。
次回開催予定日:平成13年7月19日
 「リスク事例の紹介(白井、伊藤、片山各先生)」、「日刊工業新聞への寄稿(佐々、芦村、各先生)」および「リスク極小化経営の検討(若干名)」

86回
平成13年
5月17日

(木曜日)
18:00〜20:00
中小企業クラブ談話室

出席者:
瀧澤正雄
高原清光
芦村尹人
岡  正熙
白井洋介
青木平治
竹山  隼
片山国義
倉辺喜一郎
佐々比呂之
伊藤弘美
仁保宣夫

計 12名

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11IT時代のリスクマネジメント」のリスク事例紹介
@ Eメール誤送信リスク(青木先生)

取引先A社の内部資料が間違えて来ていたので、即座に削除した。そのメールを悪用されたら、A社にとっては多大な損失のみでなく社会的信用をなくすものと考えられる。当社では、通常使用するパソコンはイントラネットで繋がっており、インターネットを見たい時にはインターネット専用のパソコンで見ることになっている。
A 「chuo-sk」のウイルス感染リスク(倉辺先生)
前回の流行から1ヶ月以上経ってから、再度同じウイルスにより感染が再発拡大した。
一度沈静化したからといって安心出来ない。ウイルス対策ソフトの使用、不信添付ファイルの削除などが大切であるが、基本的にはデータのバックアップが重要である。不幸にしてウイルスに感染した場合は、専門家に相談するとよい。
B
ITのリスクマネジメント<事故事例>(佐々先生)
信用失墜(新入社員が取引先の社長へ直接メール)、公私混同(全社員に選挙応援依頼のメール送信)など7件の内部要因リスク及び落雷によるパソコン破壊、知らぬ間のQ2ダイヤルや海外電話番号への接続など5件の外部要因リスクを紹介。

2)リスクマネジメントJIS
規格の概要(高原先生)
日本工業規格JIS Q 2001:2001「リスクマネジメントシステム構築のための指針」が2001年3月20日制定された。この規格は、環境マネジメントシステムISO14001と同様なマネジメントシステム規格である。詳細説明は次回の予定。


3)日刊工業新聞寄稿について(瀧澤先生)

執筆タイトル、執筆担当者及び掲載順番の説明。8月より掲載の予定。


4)「リスク極小化経営(日経ビジネス)」の検討(芦村先生)

検討担当と発表順番を決定。
次回開催予定日:平成13年6月21日
「リスク事例の紹介(白井、竹山、伊藤各先生)」、「日刊工業新聞への寄稿(佐々、芦村各先生)」および「リスク極小化経営の検討(岡先生)」

85回
平成13年
4月19日

(木曜日)
18:00〜20:00
中小企業クラブ談話室

出席者:
高原清光
芦村尹人
岡   正熙
白井洋介
青木平治
竹山  隼
片山国義
倉辺喜一郎
安藤朝将
佐々比呂之
高橋多佳美

計 11名

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1)   IT時代のリスクマネジメント」のリスク事例紹介
@住宅品質確保促進法とリスクマネジメント(安藤先生)
新築住宅の10年保証(保証対象:基礎、壁、柱、小屋組、土台、斜材、床版、屋根版、横架材等9ッの基本構造部分)、住宅性能表示制度(表示項目:耐震、耐火、劣化、維持、省エネ、ホルムアルデヒド、開口率、床衝撃、高齢者配慮等の9項目)、住宅紛争処理機関(弁護士や建築士などで構成され全国に設置)などが創設されスタートしている。欠陥住宅の損失については、貸主が責任を問われる時代であり「リスク」を十分考慮する必要がある。但し、中古住宅は対象外である。
A リスク事例の紹介(芦村先生)
「ノーベル賞受賞者も破綻した」金融工学:
金融工学の研究がいかに進んでも「安く買って高く売ること」に関する必勝法はない。顧客がリスクをよく理解できるような金融商品の開発が必要。「冷やかし」が多い電子商取引:ネットはあくまで、取引先の候補が見つけやすくなる道具に過ぎない。インターネットを使う使わないに拘わらず、ある企業と始めて取り引きをする際は入念な調査が必要。「伝統的価値を破壊するIT革命:日本では忠誠心や社会道徳などの伝統的価値を維持しつつ、IT革命による労働市場の流動化に対処することが必要。

2)IT関連資料の情報提供(高原先生)

@「中小企業IT化推進計画(
e-apan重点計画)」について
Aパソコンユーザのためのウイルス対策7箇条の改定について


3)「リスク・マネジメント研究会」の
PR資料の説明(高原先生)
会員名簿の見直しと2000年度会員出欠表の説明

4)平成12年度収支報告(青木先生)

次回開催予定日:平成13年5月18日
「リスク事例の紹介(青木、倉辺、佐々各先生)」、「日刊工業新聞への寄稿内容の紹介(瀧澤先生)」および「リスク極小化経営(日経ビジネス)の検討」

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